2.7 S911 ポルシェ 901タイプ
こんにちは! Jスクエア店長の篠田です。
とても美しいタイプ901のポルシェ 911S 2.7。
今回はこちらのナローポルシェの車検整備をご依頼いただきました。
まずはお車の現在のコンディションを把握。
車検に合格するためにはどの部分を整備・改善すべきかを確認するため、各部の点検を行います。
ヘッドライトの光軸調節や油脂類の交換などは現代のお車と同様に行う他、今回のようなクラシックカーの場合は年式にもよりますが排気ガスのテストで不合格となる可能性もあるため、排ガスの有害物質を計測し、
基準値に収まるようにエンジンの調整を行います。
今回見つかった不具合箇所
とてもコンディションの良いナローですが、製造されて50年は経過しています。
その間に何度となく各部の部品交換は行われているはずですが、それでも経年劣化による不具合などは見つかるものです。
元々ウインドウウォッシャーが出ない不具合がありましたが(ウォッシャーは車検でもチェックされます)、それはウォッシャー液を送り出すポンプが固着していることが原因と判明しました。
その他には軽微なオイル滲みやファンベルトの劣化も確認されました。
使用状況に合わせて最適なメンテ計画をご提案
こちらのナロー、オーナー様にとっては、日常使いというよりは趣味のお車だそうです。
手を入れるべき部分の優先度も、日常的にお乗りになるお車とはおのずと違ってきます。
車検での検査項目に関係するものや、そうでないものなどを説明させていただいたき、オーナー様がこのお車にどのように乗られるのかなどを加味した上で最適なメンテナンスをご提供させていただいております。
クラシックポルシェのメンテナンスや車検もぜひぜひJスクエアにお任せください。
この度はご依頼ありがとうございました!