タイプ901 ポルシェ 911S 2.7
趣味のお車として、タイプ901のポルシェ 911 いわゆる「ナローポルシェ」を手に入れられたT様
「乗り出してみて気になった」という部分の手直しと、T様仕様へのモディファイを進めていきます。
ドアの立て付け調整とドアチェッカー交換
ドアが若干下がっていて開閉時の感触が良くないとのことで、立て付けの調整を行いました。
方法はドアのヒンジを交換し、シムを挟み込むことで微調整を行います。
また、ドアストッパーが中間位置で効かなくなっていたのでこちらも交換しました。
これでドアの開閉もスムーズになりました。
50年近く前のモデルでも、このような細かな部品まで手に入るのは、さすがポルシェです。
限定レカロシートとMOMOステでスポーティに
このナローを手に入れたときから、好みの仕様にしたいという思いがあったというT様。
まずは運転席周りのドライビング環境をお好みにチェンジ。
シートは純正のいかにもクラシックカーといった雰囲気のものから、レカロの限定モデル「RECARO Classic LX Pepita」にチェンジ。
センター部の生地にクラシックポルシェ定番の千鳥模様「ペピタ」柄を用いたビンテージ感あふれるスポーツシートです。
シートレールの入荷に少々お時間をいただきましたが、無事に装着できました。
この後、シートベルトのキャッチとアンカーを取り付けるブラケットをシートレールに取り付けて完成です。
そしてステアリングは太すぎないグリップにスロット入り3本スポークがクラシックな雰囲気の「MOMO RETRO」に交換。
ナローのクラシックな雰囲気を保ちつつ、洗練されたコックピットに仕上がりました。
センス良くまとまったコックピットに、T様もご満足のようです。
しかし、T様のプロジェクトはまだ始まったばかり。
更なるアイデアを実現させるために、これからもご協力させていただきます。