ポルシェマカンS V6 (95B)

川崎市からお越しのY様。
弊社ホームページのブログに掲載している、2024年6月1日の作業事例をご覧くださりご入庫となりました。

V6エンジンポルシェ定番の冷却水漏れ ｜ ポルシェ・マカンターボ

ご相談内容は・・・

とのこと。

点検してみると､エンジンVバンク中央に水が溜まっているのが見えました。
やはりいつものブリーザーライン(T字のクーラントパイプ)からの水漏れのようです。

問題の部品にアクセスするには､インテークマニホールドやフューエルラインなどを取り外す必要があります。
ブリーザーラインの接続部分にひび割れがあり､そこからの水漏れでした。

この部品は樹脂製で経年劣化プラス エンジンの熱害と振動を受け､どうしても長年お乗りなっているとひびが入ったりポッキリ折れてしまうのは避けられないように思います
※使用状況や管理状況により一概には言えませんが･･･

今回はひび割れでしたので､水を補充しながら､何とか弊社工場まで辿り着けましたが､旅先などでポッキリ折れてしまった場合、冷却水がいっきに流れ出て走行不能！…なんてこともありえます。

レッカーのお世話になり大変お困りの状況になることも考えられますので、事前に交換しておくのが安心かなと思います。

今回ブリーザーラインと抜けてしまった冷却水をリフレッシュしました。
そして走行テスト後の完成検査にて漏れの無いことを確認して作業完了となりました。