ポルシェ911 タイプ993
エンジンオイルの漏れがあるとのことで、修理のご依頼をいただきました。

リフトであげて確認をします。
全体的にオイル漏れが広がっていました。
オイルが滴っているのがわかります。
オイルで汚れてしまっている箇所①
オイルで汚れてしまっている箇所②
オイルで汚れてしまっている箇所③
オイルで汚れてしまっている箇所④
オイル漏れを起こしている部品の交換と現状オイルで汚れてしまった部分を洗浄するために、まずはエンジンを降ろします。

▲こちらがポルシェ911のエンジン

エンジンからミッションを外します。

エンジンからミッションを切り離しました。

特殊工具でクランクを固定します。

特種工具でカムを固定します。

こちらがポルシェ純正の特殊工具です。

チェーンケース周りのオイル漏れ修理のため、チェーンケースを外します。

分解した部品です。

分解した部品を灯油で丁寧に洗浄をしていきます。
オイル漏れ箇所発見

前側のクランクシール(ミッション側)からオイル漏れしていました。
シールの交換をします。

クランクシール交換して、キレイになりました。
これでオイルが漏れてくることはありません。

カムシール及びパワステポンプベルトを交換します。

マニホールドの内側にカーボンの付着、亀裂などがありました。

こちらの新品のマニホールドに交換します。

こういった部品の交換後、エンジンを戻し……
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最後に車検に受かるための調整をして終了です。
動画でもご紹介!
オイル漏れ修理の工程を前後半に分けて動画でご紹介しています▼
ー前編ー
ー後編ー



