ポルシェ993カレラ
こんにちは! Jスクエア店長の篠田です。
都内在住のO様にご成約いただきましたポルシェ993カレラ。
以前のブログでもご紹介しましたが、私がこのクルマをお客様にお納めするのは今回で3度目という縁ある1台です。
今回は車検取得と納車に向けての準備を行っていきます。
ドロドロ? これがオリジナルなんです!
何年もメンテナンスに携わり、コンディションも把握しているカレラですが、新たなオーナー様に乗り出していただくにあたり、各部を見直します。
油脂類の交換を行いましたが、エンジンオイルの漏れもなく、下まわりもとてもキレイな状態です。
クランクケースが一見するとドロドロに汚れているように見えるのはオイル漏れではなく、新車の製造時に工場ラインで塗られた防錆のワックス。
実はこの状態がオリジナルなんですね。
過去にオーバーホールやオイル漏れ修理などで分解歴のある車両だと、アルミの地肌むき出しでピカピカになっている車両もあるんです。そうなっていないのは、このカレラがわずか2万キロしか走っていないという証拠でもありますね。
クラシックカーならではの対策も
エンジンオイルレベルゲージのセンサーは動きが悪かったので交換しました。
また、バッテリーは弱っていたため新品に交換しました。
このクルマはしばらく乗らないと、バッテリーが上がりやすいので、バッテリーの端子にカットオフスイッチを取り付けました。
これで長い間乗らないときは、バッテリーを切っておけばムダな消耗を防ぐことができます。
クラシックカーならではの対策です。
現代の必須装備ドラレコも装着
その他にも新オーナー様が「こうして欲しい」とご要望のある部分のアップデートを行っています。
まずは現代の公道を走るには必須のアイテムと言えるドライブレコーダー。
スマートなデジタルミラータイプを装着。
配線などの取り回しもスッキリと純正のような処理を心がけています。
これであとは車検を取得すれば、晴れて納車となります。
O様、お待たせいたしました!
今後ともサポートさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
今後ともサポートさせていただきますので、よろしくお願いいたします。