

こんにちは!最近964カレラ2から991カレラ4後期に乗り換えたばかりの、サービスフロント広田です。今日は「中古ポルシェ購入時に気をつけたいこと」を、私の経験とフロント目線でお伝えしたいと思います。
1. 同じモデルなら、後期型がおすすめ
- 初期モデルはトラブルが出やすい
 発売直後のモデルは、どうしても小さな不具合が残っていることがあります。
- 2〜3年経つと改善される場合がある
 部品番号が変わっていることから、メーカーが何らかの対策をしている可能性が高いです。
- ディーラーに聞いても100%は教えてくれない
 でも、部品番号や改良点を見ると、「ちゃんと対策されているな」と感じられるのが面白いところです。

2. 走行距離が少ない=良いとは限らない
- 走行距離が短い車は一長一短
- メリット:外観がキレイで魅力的
- デメリット:故障していないので、交換すべき消耗品がまだ手つかずの場合があります
 
- 購入後に大きな整備費用がかかることも
 ウォーターポンプ、ベルト、ブレーキ周りなど、高額パーツが交換時期になると、車両価格+整備費で結構な金額になります。
- 距離を走っていて整備済みの車は“お買い得”
- ウィークポイントや主要消耗品がすでに交換済み
- 購入後の整備費用が抑えられる
 
ポイント:整備記録簿の確認が必要です💡

3. 感覚も大事 — 運命の車との出会い
- 第一印象が大事
 車を見たときに『ワクワク』するかどうか。
- 前オーナーの愛情を感じられる
 ボディのツヤ、ホイールの汚れ具合などから、大切にされていたオーラが伝わります。
- 多少の傷は気にしすぎなくてOK
 2ドア系ポルシェは車高が低いので、飛び石や小傷はつきもの。補修やリペアで新品のように戻せることがほとんどですので、あまり気にしなくても大丈夫です👌

(↑今回手放した964カレラ2。よく仕事終わりに洗車をしてから帰ったりしていました)
4. 試乗で車の“クセ”を確認
- チェックすべきポイント
- まっすぐ走るか
- エンジンやマフラーの音、匂い
- シフトショックや変速ショック
 
- 試乗できない場合でも
 停止状態でエンジンをかけて、オートマならパーキングからドライブ・バックで変速ショックを確認することができます。

5. 下回りのチェックも忘れずに
- リフトアップして確認できると安心です。以下のような状態を確認することができます。
- エンジンオイル漏れ、水漏れ
- バンパー下の傷、マフラーやエンジンオイルパンのダメージ
- 足回りの錆(地下車庫保管・冬の塩害に注意)
 

Jスクエアでは希望があれば一緒に確認できますので、ぜひ一緒に見てみませんか?

まとめ:中古ポルシェ選ぶときのポイント
- 同じモデルなら、後期型がおすすめ
- 走行距離だけで判断せず、整備状況の確認でお買い得になる可能性も
- 第一印象・感覚が意外と大切
- 試乗してクセを確認
- 下回りもチェックして安心を

中古ポルシェは「数字」や「状態」だけでは語れない魅力があります。感じるものを大切に、ぜひ、愛する1台を見つけてくださいね。
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