
パナメーラのオイル漏れ

先日、地面にポタポタと垂れるほどのオイル漏れをしていた、2017年モデルの971パナメーラ ロングタイプにご入庫いただきました。今回はオイル漏れの原因&修理内容についてご紹介いたします。
入庫時の状況|エンジンをかけるとポタポタと漏れる状態

ご入庫いただいた時点で、エンジンをかけるとオイルがポタポタと垂れてくるのが確認できました。
今回直接ご来店いただきましたが、本来であれば、2次的な不具合を防ぐためにもレッカーでのご入庫の方が安心かと思います。
原因箇所|オイルフィルターハウジングからの漏れ

今回の漏れの原因は、オイルフィルターハウジングでした。
V型エンジンの一番前、中央部分にオイルフィルターが取り付けられており、そのフィルターが収まっているケース(オイルフィルターハウジング)から漏れが発生していました。このハウジングは樹脂製で、熱や経年による変形を受けやすい部品です。


(左)新品 / (右)取り外したもの
シール部分のみの交換で済むケースもありますが、最近の車は樹脂パーツの変形が進んでいることが多く、今回もハウジングごとそっくり交換する対応を取りました。
交換後は漏れもしっかりと止まりました。
アンダーカバーへのオイルの蓄積
現在の車はほとんどのモデルで、エンジン下部にアンダーカバーが装着されています。今回のパナメーラも同様で、エンジンから漏れたオイルがそのアンダーカバーに垂れ続け、カバー自体にオイルが染み込んでカバーが重くなっている状態でした。
染み込んだオイルの除去・清掃を頑張って行ったのですが、完全に取り除くのは難しく、どうしても取りきれない部分もありました。
今回、根本原因(オイルフィルターハウジング)に関しては修理を行い、オイル漏れを止めることはできていますが、アンダーカバーは再使用して取り付けていますので、今後、アンダーカバーに染み付いたオイルが駐車場を停めているときにジワジワと滲み出る可能性はあります。
なぜオイル漏れに気づきにくいのか

エンジンオイル漏れは、走行中に運転席から気づくことがほとんどありません。アンダーカバーの内側で起きているため、外から見ても分かりにくいのです。
今回はわかりやすいケースでしたが、多くの場合は、車検や定期点検などでリフトアップし、アンダーカバーを外したときに、初めてオイル漏れに気づくことが多いです。
定期点検・車検の重要性
オイル漏れを早期に発見するためにも、年に1回の車検や定期点検を欠かさずお受けいただくことをおすすめします。



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